Growing Up in Public (都会育ち) EURO TOUR 1980 / Lou Reed

…sns見てるとスペインっ子が「(曲は好きだけど)マドリードでの一件があったし許しがたい」みたいな事を書いてて… 何だろうな、と。直接聞いてブン殴られても怖いのでしょぼしょぼと嗅ぎまわってみた:

1. 「Live: Take No Prisoners」(1978) のジャケットイラストの件。スペイン人漫画家・画家のNazario Luqueの作品を許可なく別人の著作として無断使用。2000年にナザリオ氏勝訴。でもナザリオ氏はバルセロナ拠点みたい

Live: Take No Prisoners - Wikipedia


2.  2012年11月 写真集「Rimas: Rhymes」の個展をマドリードで開き、Lou Reed and Laurie Andersonでのパフォーマンスを行う予定だったがキャンセル したこともあった様子。この時には「今適切な時期じゃない」とのアナウンス。直前にハロウィンパーティーでの群衆事故で複数人の死者が出ていた事との関連を憶測させたようだけど、やはり体調が危機的になってきていたんだろう… その時期のローリー及び関係者氏の心中を思うといたたまれない。
…この一件で許せない!というのは違うだろう(でもweb上には理解を超えたひとも存在する…こともありますね)

Lou Reed cancela su concierto del próximo lunes en Madrid - RTVE 

Lou Reed canceló su concierto en Madrid porque "dadas las circunstancias en España no era el momento más adecuado"




 

3. 1980-06-20 マドリードのフットボールスタジアム Estadio Román Valeroでのカオティックなライブ公演を批判しての恨みつらみか? 
地元の歴史あるサッカーチーム Club Deportivo Colonia Moscardó (CDC Moscardó) の本拠地であったことから Mosca Riotなどと呼ばれる騒動。7曲 20分で強制終了だった様子.
件のsnsコメント氏の世代は不明ですがこの説が有力候補でしょうか

 

www.youtube.com



The most controversial concerts that took place in Spain


Aquella ‘espantá’ de Lou Reed en el ‘Mosca’ | EL PAÍS Semanal | EL PAÍS


https://loureed.es/live1980.htm



The Velvet Underground, 1966-05: Fillmore Auditorium, San Francisco

1966年のベルベッツ演奏シーンを含む動画が公開された様子:
『Fillmore West Closes / Velvet Underground at Fillmore Auditorium』(05:35)

Fillmore West Closes / Velvet Underground at Fillmore Auditorium - Bay Area Television Archive

1966-05 (27-29 ??), Fillmore Auditorium, San Francisco, California ~この辺りの一場面。
2026-05-29に公開?

Facebook 5/29 just released
Facebook 5/19 予告 


SNSではVU部分にしぼった01:24版が拡散したようす: weapons etc 氏 5/29

www.instagram.com


…公開しているのは アーカイブ機関 SFBATV (San Francisco Bay Area Television Archive)。
1971年に地元局 KRON-TV (KRON4)がフィルモア閉鎖を取材した中で66年のVUが素材として使われた感じか。ビル・グレアムもちょっと出てるようなので彼が提供したのかも知れない。

…今日日はレトロな映像もAIででっち上げられたり、彩色されたりすることも多いがこれは生々しくリアル。
西海岸のVUというと、ちょっと場違いなのかな…という固定観念あって、クチの悪いルーなんかはネガティブな発言あったと思うが、こういう新しいイメージが登場してくると(私の中の勝手な)イメージがブレてしまう部分もある。…まぁ'69年に入ると 1969 LiveやMatrix Tapesなんかで散々ライブやってる様子伝わってくるのだが




Legendary Hearts, lost forever...

ルー・リードのファンサイト『Legendary Hearts』…かな、~ dangerbird.tripod. comドメイン自体が消失?で遂に失われた様子。
正式名は『Legendary Hearts: Words And Music of Lou Reed』(since 1997、最終更新は2012年頃?)かな。

サイトの構成はニール・ヤングとルー・リードとの二枚看板で、日本国内のファンが彼らを理解するバックアップになっていたと思います。私はニールYの方は見ませんでしたが、ルー側の方は webにアクセスし出して情報収集するような駆け出しの頃にはよく読ませてもらってました。ありがとうございました。
こういう存在の一つ一つが、アーティストだとかそういう偶像にリアリティを持たせてくれる…  よく言われるようにwebサイトもアクセスできなくなったりして消えていきますね

web archiveでの残骸:
https://web.archive.org/web/20241003165511/https://dangerbird.tripod.com/reed/Albumlist/lousele.htm 

https://web.archive.org/web/20230329074202/https://dangerbird.tripod.com/reed/Albumlist/lou2interview.htm

 



…そのドメイン? tripod. com?は今年2026年2月に落ちた感じでしょうか rip







1982年2月、1983年2月のルー・リード

1982年2月「The Blue Mask」リリース、一年後 Bottom Line, NY でステージにカムバックしたルー・リード。

シルヴィアとの結婚、渋めの「都会育ち」リリース&ツアー後~'81年の隠遁を経て… 10月にレコーディング~そして'82年2月「The Blue Mask」リリース.
まるまる一年寝かせつつ~Legendary Heartsレコーディングしつつ~
翌1983年 Bottom Line, NY 2/25から3/1の4デイズ(8公演?)。41歳になる直前。
このライブは後の映像作品「A Night With Lou Reed」へ。
→ 1983年3月Legendary Heartsリリース。


…近年、この時期になると「ボトムライン公演はこの季節だったのだな、映像イントロで寒そうな通りが映されてたっけ」などと思うものです。
A Night With~ はDVD化され、フルサイズの音源もひそかに発掘されたけど、音はヴィデオの物の方が良い気がする。

ブルーマスク裏ジャケットで一面の黒色にぽつんと浮かぶアクリルの電気ギター(Acrylic Stratocaster?)も、冷酷で純粋なバンドサウンドを表現してる様でシンボリック。

 


setlist:

https://www.setlist.fm/search?artist=6bd6ee32&tour=1bd7fd94&venue=13d6cd4d



…国内版ソフトには広瀬陽一氏によるライナーノート付。書かれた年とルーの年齢にズレがある?

映画サントラあるある ~ クスノキの番人を見て

2026年1月末~の映画「クスノキの番人」を拝見。

サントラの名義は劇伴作曲家氏だけど、その中に含まれる個々の曲は他のアーティストのものもありますよねーという話:

 

東野圭吾 原作、声優に天海祐希齋藤飛鳥… 

東野氏て緻密で理詰めなストーリーなのかなと印象ありましたが、今回はファンタジー系でしょうか。

この機会だしサントラ聴いてみようか・物語のクライマックス的なピアノ曲ももう一度聴いてみるか などと… 

サントラでよくあるパターンは「メジャーな人が歌物テーマ曲提供して、あとは劇伴メインの作曲家によるインスト曲 (*と、英語歌詞の女性Vo.曲)」だと思われますが、今回はテーマ曲はありつつサントラに含まれず、サントラは作曲家名義(菅野祐悟氏)でリリース。

劇中で日本語ラップの曲が出てきてて…でそれもサントラに収録されてたのでこれも作曲家によるものなのかしらん幅広いじゃんとか思うも、これはどうやらラッパーの人のリリックでバックトラックはまた別のトラックメイカーによるものだった様子。映画の感想としてsns界隈ではラップが受け付けられないとの声もあったようですが、オラついてるキャラでもなかったのでそこまで拒否反応出ませんでしたは、個人的には。トラック自体も激しい電子音ビートでもなくたおやかな感じでしたし。ピアノのメロディーも入ってるのでもしかしたら菅野氏がかぶせてるのかも知れない。

CDまではチェックしてませんが、サブスクなんかではアーティスト名として菅野氏名義で、楽曲クレジットまでたどればパフォーマー(ボーカル、作曲 編曲 作詞)としてラッパー氏の名前が出てくるようす

anxmusic.lnk.to

 

 

 

=====追記========

映画のwebサイト内には劇中歌としてのクレジットあり:

https://kusunoki-movie.com/credits/

 



1984-09-25: Capital Theatre, Passaic, NJ (Coney Island Baby - Live In Jersey)

1984-09-25: Capital Theatre, Passaic, NJ (Coney Island Baby - Live In Jersey)
Lou Reed

・MTV Sunday Special "Rock Influences" 80年代に放送。
・1987年リリース: VHS/LD "Coney Island Baby - Live In Jersey"

1984年4月リリースのNew Sensationsツアー。80年代映像作品3本の内の1本でしたでしょうか…  2010年代(2012❓)になり完全版が放出され、VHSも無用になったかと言うと…そうでもないのかも知れず... やっぱり出てくる音が違う様子。

収録元の音は一緒ながら、やっぱりMixが違う感じで、
VHSの方は2本のギターが前に出てるけど、完全版の方はよりベース、キーボードが前に出て割合的にギターが小さくなってて… そこにルーの意志がどこまで介在しているのかわかりませんが Robert Quineさんの存在感を小さくしてしまってますね。映像はカット割りがわずかに違うぐらいですが。
New SensationsのQuineソロや、WL/WHのギターソロおよび終盤のルーによる弾けるカッティングなんかはVHS版ならでは。

New Sensationsアルバムからは五曲?で、~SuzanneやDoin' the things~はまぁ元々あまりギターソロって感じは無いけど、先述のNSやMy Red Joystickでクワインさんのソロを聴くとやっぱりこのアルバムに彼のパートが残っていたら聴きどころの一つになっていただろうにと思わずにはいられぬ

VHS/LD版の方は audio producer: Lou Reed …とaudio mixの方にもルーの名前が含まれている




●wolfgang's (Audio) 2h

www.wolfgangs.com

youtube: Music Vault by wolfgang's, 2h (完全版~曲のみ)

www.youtube.com


youtube "Coney Island Baby - Live In Jersey" VHSソース? 54min

www.youtube.com


…wolfgang's 系のものは26曲で、あとintro・outroたして28曲扱いになってたりしますが、合間のtalk挟んだりで36トラック(2h17mほど)が完全版の様子。

VHS/LD版が12曲。これに収録されなかった曲は11曲+ゲストの3曲:

06 Down At The Arcade
09 Turn Out the Light
10 My Red Joystick
11 Average Guy
12 Street Hassle
13 Sally Can't Dance
15 Satellite of Love
21 Waves of Fear
25 Turn To Me
27 Kill Your Sons
30 Maybe (The Chantels)
31 He's Gone (The Chantels)
33 People Who Died (Jim Carroll)
35 Rock And Roll



Growing Up in Public (都会(まち)育ち) / Lou Reed

April 1980 (Arista)。当時30代後半?

Sylvia氏をフィーチャーした記事を読みこのアルバムの見方が少し変わった気がする。
今はSylvia Athenaさんとなって… この記事へ話題を提供されたよう。

Sylvia Reed | The Artistic Vision Behind ‘Growing Up In Public’ | THE PRESS | Music Reviews

個人のfbでは「見過ごされがちなアルバムへの愛」とのキャプションで紹介:

www.facebook.com


…Arista期も、Take No Prisoners ~ The Bells と来てどっしりしたウェイトが感じられ良い時期にも思えますが、Growing~は異色でただただ地味… な印象、そして内省的。
カバーデザインは「ただ地味ですね」というだけだったけど、記事にある「50年代のサパー クラブ、シナトラ、ペリーコモ」というヒントが与えられると伊達男気取りなインテリヤクザな感じもする

…とは言えこの頃のライブもこのアルバム曲に加え代表曲も普通にプレイしていて、特別老け込んでるわけでもない。

あとブラックミュージックな印象も個人的な印象としてありますが、アルグリーン「Take Me To The River」の引用に引っ張られてるだけかな、あと表題曲がファンクか。
それとデカダンなssw的な美学も感じられる。ルイスフューレイなんかに通じるような、演劇的側面。1、5曲目なんかに

イタロ VU/LR メロディーズ

やっぱり依然人気の高いルー・リードみたいでカバーアルバム2枚が出たようす:

■Letizia Dei - Forever Changed (2024-02)
フィレンツェのソプラノがカルテットをバックにドレラの曲をメインに歌い上げる。。静けさを期待して聴き出すとヒステリックに感じてしまうパターン。

www.youtube.com


https://www.facebook.com/deiletizia/posts/pfbid0JAgaXQyXRsduov1iWRkoV6yn13Z9Y5LNRFb64x2KAYryYuPBoF3iEVZtGA1Sygjsl

 


■The Leaping Fish Trio / Trees - The Music of Lou Reed (2024-04)
イタリアの現代的なジャズ?トリオがVU, LRメロディーズをほぼインストで

https://songwhip.com/theleapingfishtrio/trees-the-music-of-lou-reed

songwhip.com

続 2007年のルーリード

続 2007年のルーリード:
2007-04-30: Highline Ballroom, New York, NY

2021-11の「2007年 年始 Sydneyでのルーリード」につづきまして…

2007年 年始 Sydneyでのルーリード - noise 2 diary

今はもう閉店したのかな、マンハッタン Highline Ballroomの grand opening としての公演。選曲も渋い。音質も良い感じですがドラムレスなので迫力に欠ける。Steveいるとは言えドラムレスで成り立たせるのも偉いもんです


で、youtubeめくってるとなんとこの時の頭3曲がプロショットであがってて驚き。
あげているのは(撮ったのも?)同地での2008年ライブでの Magic And Loss (w/ John Zorn)、2009年イベントでの A Change Is Gonna Come (Sam Cooke) をあげている一味ぽい… One On Oneだとか SBG Mediaってところ。


www.youtube.com

ONE ON ONE: Lou Reed - Dorita (The Spirit) April 30th, 2007 The Highline Ballroom, NYC - YouTube

ONE ON ONE: Lou Reed - What's Good (The Thesis) April 30th, 2007 The Highline Ballroom, NYC - YouTube

 

ONE ON ONE: Lou Reed - Last Great American Whale April 30th, 2007 The Highline Ballroom, NYC - YouTube

video by: Ehud Lazin

私が聴いた音源もこのへんがソースなんかも。
… …しかし映像残ってるなら全部見せてほしいぜ
Video by: Ehud Lazin

1973年末のLou Reed

FBのLou Reed Collectors' Groupヨリ…
白塗りのフランケンがRRAnimalに変容してゆく…そんな時期

>Tower Theater in Philadelphia

Gordon says:
>I think they are from the show on 7th December 1973 . They prove that Lou had his hair cut short sometime between the show in Toronto on 29th November and this show on 7th December

www.facebook.com


Wagner & Hunterにより鋼化したBerlin Tourは二本立てのライブ盤に結実

参照:

rock-roll-animal.blogspot.com


velvetforum.com

 

「映像の世紀 バタフライエフェクト」2022-05-09: ヴェルヴェットの奇跡 革命家とロックシンガー (NHK)

映像の世紀 バタフライエフェクト」: NHK総合、2022.04レギュラー化~その#5/9 ⁇
2022-05-09: ヴェルヴェットの奇跡 革命家とロックシンガー

 レアな映像も含まれニヤニヤ楽しめた。…まだあの頃ってそんなにバイな面推してなかった気もします… 「ニューヨーク・ストーリー: ルー・リード詩集」(1992, 2013)の引用多かった…

VU/LRが何か扇動したというものでないので「別に関係ないじゃん?」との声もあるわけだけど、影響とかインスピレーションというのにはこういう関係性も含まれるんだろうね.

だから というか、自国の保守×急進的な話に直で結び付けるのも感心しない

p.s:
チェコ絡みでは… ルー最晩年のステージでは放送用に収録されたこの音源がイイてす
2012-07-04: Divadlo Archa, Prague




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#Lou Reed #ルーリード  #velvet underground

https://gonzai.com/vaclav-havel-de-la-contre-culture-au-pouvoir/


p.s.2:
わが祖国(スメタナ)by クーベリック, チェコフィル (1990-05-12, プラハ)

Rafael Kubelík & Česká filharmonie - Opening Concert of 1990 Prague Spring Festival - YouTube